結婚式ペーパーアイテム、
DIYで作ってみようかな?と思ったら
プロのグラフィックデザイナーの視点で見ると、
「ここをちょっと工夫すれば、もっと素敵になるのに!」というポイントがたくさんあります。
せっかく手作りするなら、そのコツを知って仕上がりをワンランクアップさせてみませんか?
このページでは、DIYでつまずきがちなポイントや、デザイナーならではの視点、
さらには“プロに少しだけ頼る”という選択肢まで、まとめてご紹介しています。
「自分たちで作れたら、思い出にもなるし、節約にもなるかも!」
そんな気持ちからDIYに挑戦する方が増えていて、最近はCanvaなどの便利なツールも充実しています。
実際、design DKにご相談くださる方の中にも「最初は自分でやってみたんです」という方も多いんです。
でも、実際にやってみると「思ったより大変だった…!」という声もよく聞きます。
1自分で作るって、実際どう?
ペーパーアイテムを自作するメリットはたくさんありますが、
「費用が抑えられる」「思い出になる」以外にも、
自分のこだわりを細部まで反映できる楽しさがあります。
最近では、Canvaなどのテンプレートを使っておしゃれなデザインを簡単に作れる点も、大きな魅力のひとつです。
一方で、テンプレートに頼ると「どこかで見たことがあるようなデザイン」になりやすく、
オリジナリティを出したい方にとっては工夫が必要な場面もあります。
「うまくできるか不安」「何から始めればいいかわからない」という声も。
そんなDIYのリアルなメリット・デメリットを整理してみました。
「自由に作れる」「費用が抑えられる」「思い出に残る」といった魅力がある一方で、
「時間がかかった」「印刷会社への入稿に手こずった」「想像していた紙の色と違った」などの声もよく聞きます。
準備にかける時間やストレス、仕上がりへのこだわりの強さによって、
DIYが向いているかどうかは人それぞれ。
まずは自分たちに合っているか、じっくり見極めてみてください。
DIYの良いところ
- 自分のペースで作れる
- 費用を抑えられる
- 手作りならではのあたたかみ
- テンプレートで手軽に作れる
ちょっと大変なところ
- 時間がかかることも
- 印刷や紙の仕上がりに差が出やすい
- デザインの細部調整が難しい
- テンプレ風で似た印象になりがち
2よくあるお悩みと、ヒント
おすすめのペーパーアイテム
どんなアイテムをDIYするかによって、必要な工程やポイントも変わってきます。
design DKが必須と考えるペーパーアイテムは以下の3つです。
ゲストに最初に届く、大切なお知らせ。印象に残る1枚を。
招待状の作例一覧はこちら
読みものとしても楽しめる、結婚式当日の定番アイテム。
プロフィールブックの作例一覧はこちら
どのタイプが合うか迷ったら
テーブルコーディネートの一部としても活躍。ペーパーや加工で印象が変わります。
席札の作例一覧はこちら
Canvaで作ってみたけど、なんだかしっくりこない
テンプレートを使っても、細かい部分をどう表現するか悩んだり、
色の組み合わせやフォント選びにしっくりこないこともありますよね。
その原因は、たとえば…
情報を整理して、メッセージをわかりやすく、伝わりやすくレイアウトするのが「デザインする」ということ。
迷ったら、まずはいちばん重要な情報はどれか、考えてみてください。
いちばん重要な情報を、いちばんわかりやすいように(例えば濃い色の文字で/大きい文字で)配置していくと
キレイにまとまっていくと思います!
デザインのちょっとしたコツ
装飾用と本文用に分けて使うと整った印象に
印刷するとスマホ画面より小さく見えることも
ゆったり見せることで品のある仕上がりに
淡い色は読みづらくなることも
「自分でデザインを整えるのはちょっと大変そう…」
そんな方には、セミオーダーもおすすめです。
現在、セミオーダー商品を準備中です!
公開の際はInstagramやnoteでお知らせします。
印刷会社への入稿が不安
Canvaで作ったデータをそのまま印刷会社に出しても大丈夫なのかな…。
そんな不安を持つ方も多いのでは?
実際には、塗り足しがなかったり、フォントが変わってしまったり、色味が意図と異なって印刷されたりと、
印刷会社のルールに合わず、思っていた仕上がりにならないこともあります。
「塗り足し」は、Canvaのキャンバスサイズを最初から印刷用(例:A5なら154×216mm)に設定し、背景を端まで広げるのがポイントです。
Canvaの画面上ではRGBカラーで表示されますが、印刷ではCMYKという形式に変換されます。
CMYKはRGBよりも色の再現範囲(色域)が狭いため、画面で見たときよりもややくすんだ印象になることが多いです。
本番印刷の前に色味を確認したい場合は、「色校正」を使うのもひとつの方法です。
追加料金がかかりますが、仕上がりの不安が軽減されます。
「うまくできているか自信がない…」というときは、一部だけプロに任せるという選択肢も。
たとえば「表紙だけオーダーして、本文は自分で作る」なら、
DIYの良さも残しつつ、仕上がりに安心感が出ます。
現在、セミオーダー商品を準備中です!
公開の際はInstagramやnoteでお知らせします。
紙の選び方がわからない
上品な質感の紙にしようか、白い紙もいろいろあってどれが合うのか、
実物を見てみないとわからないことって意外と多いですよね。
また、Canvaからそのまま印刷を頼むと、かなり薄めの紙で届いてしまうという声もちらほら。
特別な日のペーパーアイテムには、少しこだわって選ぶのがおすすめです。
紙種によっても少し違いますが、基本的には紙の厚みは130〜200kg程度がおすすめです。
画用紙のような優しい質感。デザイナー人気No.1! 白〜アイボリー系&厚みのバリエーションも豊富
コスパ◎のマット質感。一般的なコピー用紙。家庭用プリンタでも扱いやすい
インクジェット対応のマットな上質紙。席札に特におすすめ
高級感No.1! 活版印刷との相性は抜群。家庭用プリンタでは滲みやすいので気をつけて。
しっとりフラットな紙肌×豊富な色・厚み。渋めのくすみカラーのファンシーペーパー
フェルトマークの凹凸感が特徴の、デザイナーにも人気のファンシーペーパー。カラーバリエーションも魅力
ナチュラルでレトロな雰囲気にぴったり
根強い人気の半透明紙。重ね使いもおすすめ
おすすめの用紙を実際に比べて検討できる「サンプルセット」もご用意しています!
サンプルセットを見る
3「プロに任せると高い」とは限りません
「フルオーダーって高そう」「こだわるとキリがなさそう」
そんなイメージを持っている方も多いと思います。
でも実際は、
結果的にむしろお得だった!
と言われることも少なくありません。
プロのデザイナーに頼むと、印刷や紙の選定、デザインの方向性など、
細かい部分をすべて相談しながら進めることができます。
「何を選べばいいかわからない」「時間がない」「失敗したくない」と思っている方にとって、
プロのデザイナーの存在は安心感そのものです。
しかも、design DKでは最初から高額なプランを押しつけるようなことはありません。
おふたりのご予算や優先順位に合わせて、必要な要素を選びながらバランスよくご提案します。
「表紙はこだわりたいけど、本文はシンプルでもいい」
「自分で考えたデザインを元に作ってほしい」
といった柔軟なご要望にも対応可能です。
「高いかも…」と思って躊躇していたけど、
時間や失敗のリスク、精神的な安心感を含めて考えると、
「実はコスパが良かった」と感じる方が多いのです。
フルオーダー | DIY | |
---|---|---|
デザイン | 統一感のあるデザインをプロが提案 | 自分でテンプレートを調整 |
時間 | 打ち合わせを通じてスムーズに制作可能 | 調べることが多く、時間がかかることも |
印刷・紙選び | 用途や雰囲気に合った紙・加工をトータル提案 | 自分で選ぶのが難しく、選択肢に迷うことも |
クオリティ | 紙・加工・構成まで一貫していて仕上がりに安心感 | 思った仕上がりにならないこともある |
コスト | 予算に応じて最適なプランを提案 | 一見安く見えても、時間・失敗コストがかかることも |
必要なところだけプロに任せるほうが、満足度もコスパも高くなるかもしれません。
4あなたにぴったりのやり方をみつけるために
DIYにもプロ依頼にも、それぞれの良さがあります。
大切なのは、「自分たちらしいスタイルで準備できること」。
どこまで自分で作るか、どこからプロに頼るか。
その“ちょうどいいバランス”を見つけることで、準備の時間も大切な思い出になります。
「どんなアイテムが必要かまだ分からない」「自分に合うスタイルが知りたい」という方には、
簡単な質問に答えるだけでおすすめのアイテムがわかる診断ページもご用意しています。
プロフィールパンフレット診断
また、プロフィールブックや招待状など、主なペーパーアイテムのかたちを一覧でご紹介しています。
料金の目安も確認できます。
主なペーパーアイテム一覧
迷ったときや、ちょっと相談したいときは、どうぞお気軽にご連絡ください!
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